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ひとこと

事業継続計画書(BCP)を策定しリスクをチャンスに!(3)

BCP(Business continuity plan)という考え方が生まれた起源については、次のように言われています。

1988年5月4日(金)、ロサンゼルスのダウンタウンにあるファースト・インター・ステートバンクビルで火災が発生しました。
しかし、このビルで事業をしていたファースト・インター・ステートバンクは、火災発生から30分でバックアップセンターにディーリング機能を移し、翌日から銀行業務を再開して世界中のビジネスを継続しました。

このことは、ステークホルダー(顧客を含む利害関係者)を大いに驚かせる出来事であり、顧客のこの銀行に対する信頼性を増したことで、預金者が約20%増えたとのことです。

事業継続の視点で見ると、これはシンボリックな出来事でした。
単に事業を災害から復旧させただけではなく、事業を継続しさらに顧客を増加させたことになり、これまでのDRP(Disaster Recovery Plan, 災害復旧計画書)からBCPに名前が変わった由来とされています。

2011年11月4日 | カテゴリー:ひとこと



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